帰属意識
オイラは同族意識というか帰属意識というか
同じ集団に属している連帯感というモノを昔からあんまり感じませんでした。
なので同じ学校出身だからとか、
出身地が同じだからどうとかはあまり感じません。
例えば
『○○さんも××大学出身なんですよね?
僕もなんですよ』
なんてコトを言われても
『それがどうしたん?』
と思っちゃいます。
さすがにそう言うのも失礼(?)なので
『ああ、そうなんですか、奇遇ですね〜』
と一応は言いますが心の中では
『そんなん知らんやん、てか学校で会ったことないし』
と思ってます。
コレ、レベルの問題の話ではあります。
例えばオイラは出身県が同じぐらいでは
それがどうしてん?としか思いませんが
『僕も上石切2丁目出身なんですよ〜』
と言われたら
『オッそうなん?』
と思いますし(そんな経験ないですが)
『アナタのお父さんは僕の僕のお父さんでもあるんですよ〜』
と言われたら
『お、弟よ〜!!』
となります。
(それこそそんな経験ないですが)
ですが宮古島の人、オイラとは違いかなり帰属意識が強いように思います。
初めてあった人と話してると共通の知人を挙げてきて
『誰々知ってるか?
僕はあの人とは同窓なんだよ』
とか言われます。
それ以外でも、誰々と親戚だとか、
誰々とは昔よく一緒に遊んだとか言われます。
オイラの話し方や名前で内地出身者だと分かると、
どこの出身か聞いてきて、大阪だと答えると
『僕も昔大阪にいたさ〜』とか
『僕の娘は隣の神戸にいるさ〜』とか、ひどい人では
『20年ぐらい前に1度大阪に遊びに行ったさ〜』
なんてコトをよく言われます。
正直、『知らんがな!!』
と思ってましたが、
(言えませんので『奇遇ですね〜』と答えときました)
あまりに言われるので最近はあまり気にならなくなりました。
コレ、多分小さいコミュニティー特有の現象だと思います。
ミンナ親戚だったり、同級生だったり、友達だったりするので
初対面の人にはそういう風に接する癖が付いてるんだと思います。
そう思うと
『僕の息子は昔大阪にいたことがあったさ〜』
といわれても
『知らんがな!!』
じゃなく
『ああ、ヨソ者のオイラを迎えてくれようとしてんねんな〜』
と思えるようになってきました。
ある意味、人と人との繋がりを大切にしてるってコトだと思います。
まあ今だに
『僕は大阪が好きで、1度行ってみたいと思ってるさ〜』
といわれると
『知らんがな!!勝手に行き〜さ!!』
と思いますが。
当然言えませんので
『ホンマですか〜!!
エエトコですよ〜』
と応えてます。
ナイチャーは大変やねぇ。