マジのビッグビジネス 5

タット

2016年09月20日 00:05




相方作の上生菓子


ということで相方が和菓子屋を始めようとしとります。
とは書いておりますが、実はまだまだ全然進んではおりません。
現時点(9月14日時点)でやっていることといえば
試作品を作ってミンナに食べてもらって主力商品が2、3決まってるのと
容器のサンプルを取り寄せたり、
どんな貸店舗があるのか多少の調査をしてるだけで
(相方がね、オイラは基本何もしてません)
まだ何も具現化しておりません。
ここから先は実際に借りる店舗を選定して交渉したり、設備を整えたり、
菓子製造業の許可を取ったりと、やらなければいけないことが山ほどあります。
(しつこいけど相方がね)
まあ基本方針として、オープンは来年4月を目指してますんで
焦ることもないし、まあそんなモンでしょう。
ですが、前回書いたようにターゲットは3つに決まってます。
というコトで今回は
『1)宮古島の人に売る』
について。

オイラは知らなかったんですが
茶道のお茶会とかで食べるフニャフニャしたお菓子のことを上生菓子というそうです。
オイラは知らなかったんですが
上生菓子とは白あんに求肥(ぎゅうひ)や山の芋とかを混ぜた練り切り餡で
色んな形にかたどったお菓子らしいです。
んでオイラは知らなかったんですが
求肥(ぎゅうひ)ってのは白玉粉または餅粉に砂糖や水飴を加えて
練りあげたものだそうです。
まあ早い話が、アンコをそのまま食ったら重たいんで
アンコに繋ぎみたいな物を混ぜたモノを練り切り餡ってゆーて
それを粘土みたいにこねて作ったモンが上生菓子ってコトです。
まあ何かは知らなかったけど、何回かは食ったコトありますわね。

んで何かもよー知らんモンが売れるのかどうか、オイラには見当もつきません。
例えばコレがショートケーキなら、
200円なら安いなぁとか500円なら高いなぁとか、ある程度分かりますが、
まるで知らんねんから、
ナンボで売ったら高くて、ナンボで売ったら安いのかもよく分かりません。
んで、宮古島でどれぐらいの需要があるのか現時点では不明です。
まあオイラの相方も茶道を習ってるし
宮古島にも茶道をやってる人が一定数はいるので
需要が皆無というコトはないとは思うんですが、総量はまるっきり読めません。
ですがコレに関してもある程度の勝算はあります。
昨日も書きましたが、
少なくとも上生菓子を本格的に扱っているお菓子屋さんというのは
宮古島にはありません。
オイラも全部調べた訳ではありませんが、狭い島やし多分間違いないです。
とゆーことで、茶道をやってる人のお茶会とかでは
ある程度使ってもらえるとは思います。
ですが、実は売り上げ的にはそれにはあまり期待しておりません。
(相方は知りません、オイラ個人の考えね)
それよりも何よりも大切なのは、宮古島初というコトです。
現時点で茶道をやっていて、上生菓子が何かを知っていて好きだって人も
確かに大事な顧客ではありますが
今回オイラ達が和菓子屋をやることによって
始めて上生菓子に接する人というのも確実に存在するはずです。
んでどちらかといえば、そっちの方がパイとしてはデカイと思います。
元々知ってる人は
『あら美味しい。
けど那覇から買ってきたお菓子に比べるとまだまだザマスし
アタシがお茶会の時に京都から取り寄せているお菓子には
比べるべくもないザマス』
というようなお菓子でも、
初めて食べる宮古島の人には
『ウメ〜!!オラ、こんなウメ〜もん初めて食っただ〜、お母ちゃ〜ん!!』
となる筈です。
(※宮古島の人をバカにしてる訳ではありません、あくまでデフォルメね)
つまりは、埋もれた需要を掘り起こすことが大切やとゆうことやね。
ですが、コレにも根本的な問題点があります。
というコトでそれについては次回に続きます。