マジのビッグビジネス 55
義弟来島、続き。
オイラのエリート義弟に
『ゲーム理論って、ちなみにどんな研究してんの?』と訊いてみたら
『ものすごく大ざっぱに言うなら、コインを数回投げて裏と表が出る回数をそれぞれ数えて
何回投げたウチの何回が表で何回が裏やったら、そのコインがフェアなコインだと判断できるかっていう研究です。
たとえば2回だけ投げて2回とも裏やったとしてもしても、そのコインがフェアじゃないとは言えんけど
100回投げて80回が裏やったら明らかにフェアじゃないと言えるでしょ。
メッチャザックリ言うとそういう研究です』
とゆーとりました。
コレ、メッチャ分かりやすかったです。
自分でゆーてるように、メッチャ大ざっぱに言ってるだけで
ホンマはもっと複雑な研究だと思いますが、それをオイラレベルで理解できるようにかみ砕いたら
そんな感じになるってコトでしょう。
やっぱり賢いヤツは相手のレベルに合わせた説明ができるってコトですなぁ。
その説明だけで優秀さがよく分かりました。
んで前にも書いたような気がしますが、
オイラは研究者、特に数学の研究者ってヤツにちょっと憧れがあります。
義弟夫婦の足下にも及びませんが、オイラも数学がちょっと得意やったし
数学者の本(数学の本やなくて、数学者の生い立ちとかの本ね)
を読むのも結構好きです。
ちなみに余談ですが、ポアンカレ予想を説いたロシア人数学者がフィールズ賞っていう数学のノーベル賞に当たる賞を
受賞したのに、
受賞を辞退し100万ドルの賞金も受け取らずに、
現在(当時)では母親の年金だけで貧乏生活してるってノンフィクション、
『100年の難問はなぜ解けたのか』はオイラが1年間で読んだ1番面白い本に贈られる
2013年の年間○○賞(○○はオイラの名字ね)を受賞しております。
興味のある方は是非ご一読ください。
閑話休題。
というコトで数学者ってスゴイです。
自分にしかできないコトで、今すぐではなくて10年、下手したら100年後に
人類全体の役に立つ研究をしてるってのが、超カッコええっす。
マジで能力関係なく好きな人間になれるとしたら
タモリよりもジャスティン・ビーバーよりもホーキング博士になりたいぐらいです。
(ホーキング博士は物理学者やけど)
というコトで長くなったのでまたまた続きます。