2018年01月19日

売り手市場

この前テレビを観てたら大学生の就職が史上最高の売り手市場やってゆーてました。
オイラは優秀なのであまり就職で苦労した記憶がありません。
てかホンマは職業にこだわりがなくて
『へえへえ雇ってもらえるんやったら、
どこででもそれなりに一生懸命働きまっせ、それなりにね』
てなスタンスやったんで苦労もクソもないんですな。
んでテレビでは色んな学生にインタビューしたのを放送してたんですが
その中の一人の男子学生が
『男性でも育児休暇が取れるような、働き方改革や福利厚生がちゃんとしてる会社を選びました』
てなコトをゆーてました。
オイラはコレを観て結構ビックリしました。

ゆーてる事は分かります。
オイラもこだわりがないとはいうものの、
仕事を選ぶ時に給料や有給休暇の日数等は一応検討材料にします。
んでこのご時世やねんから、男性で育児休暇が取れる会社がいっぱい(いっぱいではないか?)
あるのも知ってますし、それを条件に考えるというのも、もっともなことだとも思います。
今も昔も福利厚生を仕事を選ぶ第一条件に挙げる人も、そりゃおるでしょう。
でもそれを全国ネットのテレビで言うのはどんなモンやろ?
例えばオイラが転職する時、2つの会社から内定をもらいました。
どちらも一部上場やったし、給料は同じぐらいで会社のネームバリューも同じぐらいでした。
んで迷った末に片方を選んだんですが、入社した後に社内の人から
『○○君って××も受かっててんや、何でウチを選んだん?』
と訊かれた時に、
『家から近かったからです』
とはさすがに言いません。
ホントはそれが1番の理由なんですが
『業務内容に興味があったんですよ』とか
『社内の雰囲気が良かったんですよ』てな事を言いました。
オイラにしてみりゃ仕事を選ぶ理由として
『給料がエエ』とか『福利厚生がしっかりしてる』とか『通勤が便利』とかは
あくまで友達とか身内に対しては言うことであって
あくまで公式見解としては
『将来性が』とか『業務内容が』とか『スキルアップ』
ってな事を言うべきだと思ってました。
オイラも就職面接の時に、いくつかの質問の一つとして
『御社の業務規定では有給休暇が年間○日となってますが、
実際に勤務されている方の平均取得日数ってどれぐらいですか?』
と訊きましたが、それはある意味
『オイラは面接の場でも物怖じせずに訊きたいことは訊くぜっ!!』
ってなアピールです。
なのでテレビのインタビューで
『育児休暇が取れるからこの会社に決めました』
というようなコトを言うのを聞くと
『イヤイヤ、そりゃそーやろけど別にこの場で言わんでエエやん。
会社の人が観てるかもしらんしウソでもええから、
人間的に成長がウンタラカンタラってゆーといた方がええんちゃう』
ってなコトを思っちゃいました。
まあ何やかんやであと半月ほどでオイラも44才。
『君の名は。』を観ても全然感動せーへんし
若者の意見を聞いて首をひねるし、順調に年を取っとるね。
風呂上がりには化粧水つけよ。



Posted by タット at 12:11│Comments(0)
 
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