タットの徒然日記

オイラはオフィス関係の仕事をしています。
まあ、あんまり詳しく書くと業種が特定されるのでやめますが、
会社相手にオフィスを作るってな仕事です。
んでこの前お客さんの所に行こうと思って、あるテナントビルに行ったところ
訪問しようと思っていたのとは違う会社が、
『オフィス見学会（無料）』ってなコトをやっておりました。
（１階のエレベータホールにそんな立て看板が出てたのね）

んで、その会社とは何の付き合いもなかったんですが、
その会社はとある大手監査法人事務所で、セキュリティの問題もあって
監査法人事務所ってのは中々、内部を見せてもらえない。
もし見れるのならラッキーと思い、
飛び込みで訪問しました。
（約束してるお客さんのトコロに行った後ね）

受付に行くとすでにスーツを着た人たちが５、６人並んでいたので、その最後尾に並びました。
すると、前にも人が並んでるのに
受付のニイチャンが前の人を無視してオイラの方に近づいて来ます。
んで怪訝そうに、
「あの、何か御用ですか？」
なんてコトを言われました。

あれっ？
何で前の人には何も言えへんのやろ？
予約制でいきなりの見学はできないのかも知らんけど、
そんなんパッと見ただけでは、
オイラが予約してるかどうかなんか分からんのんちゃうん？
と思いながら、別に悪い事しようとしてる訳でもないので正直に説明しました。

名詞を出して
「はじめまして、○○の○○と申します。
私、弊社でオフィス構築に携わっておりますので、
たまたま通りかかった１階のエレベータホールで、
御社のオフィス見学会のお知らせを見て訪問させていただきました。
予約等はさせて頂いてておりませんし、
現状で御社とお取引させて頂いている訳ではないんですが、
興味がありましたので、可能なら後学の為にも見学させていただきたいのですが」
なんて感じです。
本当の事ですし、怪訝そうにされるいわれはないので堂々としたもんです。
（まあ取引が一切ないので、
総務課長さんとかと名詞交換ぐらい出来たら何かの切り口になるかも
ってな下心は多少ありましたが）

ほんだら受付のニイチャンが物凄く迷惑そうな顔をして、
「あの〜、申し訳ありませんが、
今回のオフィス見学会はそういった趣旨ではございませんで・・・
一般の方の見学はちょっと・・・
あくまで新卒採用を目的とした学生様をターゲットとした見学会でして・・・」
んで、ふとオイラの前に並んでる５、６人を見てみると、
スーツを着ているので気づかなかったんですが、明らかに２２、３の若者ばかり。
完全に学生です。
ヤツラもメッチャ怪訝そうにオイラを見ています。
メッチャ恥ずかしくなって
「すいませんっ、失礼いたしましたっっ」
てな感じで名詞を取り返してサッサと帰ってきました。

向こうもびっくりしたでしょうな。
新卒者の受付の最後尾に３７のオッサンが並んでるんですから。
そりゃ怪訝そうにもしますわ。