タットの徒然日記

オイラは会社の同僚のＮ君って人と、時々ミーティングという名の飲み会をしています。
今日はＮ君の奥さんのお話。
最近の少子化の流れの中ではかなり珍しいと思うんですが、
なんとＮ君の奥さんは６人兄弟です。
その上、驚くことにお父さんは彼女が小学校の頃に亡くなって、
お母さんが６人の子供を女手一つで育てたとのコト。
普通に考えたら、そんなこと物理的に可能なんかって思うんですが、可能なんですね。
多分、上の兄弟たちが妹弟たちの面倒をよく見たんでしょう。
（それにしてもすごいと思いますが）
んで、Ｎ君曰く、最近はだいぶマシになってきたらしいですが、
新婚当初は大家族で育ってきた奥さんとの間にかなりのギャップがあったそうです。

まず、食事のスピードが異常に早い。
そして、食事をそれぞれに盛り付けるという習慣がない。
奥さんはすべての物を大皿で出すと思っていたそうです。
まあ、当たり前といえば、当たり前ですわ。
子供が６人もいれば、一所盛りで出してそれぞれが取り分けます。
でも、奥さんはそれが普通のコトだと思っていたので、
結婚当初、二人でご飯を食べるのに、
大皿に鮭の切り身が２切れのっていて、
取り皿を渡されることもあったそうです。
どう考えてもおかしいでしょ？
大体それぞれに配膳したら皿も２枚で足りるのに、
大皿と取り皿２枚やねんから、そっちの方が洗物もめんどくさいはずです。

んで、色んなコトがあったらしいですが、
あっちに合わせたり、こっちに合わせてもらったりで何とかやっていたんですが
（鮭はこっちに合わせてもらったそうです、当たり前ですが）
奥さんにはどうしても譲れないことがありました。

それは、『一人っ子なんて考えられない』

Ｎ君の家には３歳の息子が１人いるんですが、奥さんにしてみたら
『子供が１人しかいないなんて、いないのと同じようなモン』とのコト。
（すごい言い方やなぁと思いましたが、本当にそう言わはったそうです）
奥さんにしてみたら、寂しくて寂しくてしょうがないので、どうしても２人目３人目が欲しい。
かといって、そればっかりは授かり物なのでどうにもなりません。
Ｎ君も困ったなぁと思っていたんですが、
奥さんは去年、年内に２人目を妊娠しなかったら犬を飼うってコトを宣言しました。
（Ｎ君と約束したわけじゃないそうです。
勝手に宣言しはったそうです）
んで結局、妊娠する事もなく今年３月、
Ｎ君の家にトイプードルの『小麦ちゃん』がやって来ました。

以下次号