タットの徒然日記

オイラの親父は年金生活者です。
歳は忘れましたが、確か６５歳は超えていたかと思います。
親の年齢って覚えてませんよね、毎年変わりますし。
どうしても必要な時は、干支から計算します。
干支は覚えてます、変わりませんから。

んで６５超えてるねんから、年金で食えるなら
別に働きに行かんでエエちゃエエです。
なんで毎日スポーツクラブに行ったり、
地元の友達との寄り合いに行ったり、
何やかんやと遊んでおります。
んで、まあそんなに小遣いがあるわけでもないので
時々しか外に飲みに行けません。
なのでチョイチョイ家で安い焼酎を飲んでおります。

んで話は変わって、
オイラのオカンはテレビの２時間モノのサスペンスってヤツが大好きです。
よく夜の９時からやってる
『隻眼の弁護士シリーズ第６弾
奥の細道・湯けむり殺人ロード
美人ＯＬに隠された衝撃の過去が連続殺人を呼ぶ』
ってな感じのヤツです。
多分、年間１００本以上は観とります。
あんなパターン化されたもん、よう飽きんと観るな〜とは思いますが、
人の趣味は人の趣味。
別に迷惑かけられる訳じゃないし、安上がりな趣味やな〜と思いながら
オイラは何も言いません。

んでこの前、１０時半ごろ家に帰ってリビングに行ったら、
いつもの様に親父は安焼酎で酔っ払っており、
オカンは２時間モノのサスペンスを真剣に観ておりました。
１０時半なので、ちょうど佳境の時間です。
どこかは分かりませんが、地方の観光地みたいなところで
探偵役が
『犯人は、奥さん、アナタだ。
でも僕には分からない。
奥さん、アナタはどうしてあんな事をしたんですか？』
ってなコトを言い、
犯人役の女優が悲しげに笑いながら
『どうしても許せなかったのよ。
あの人の真心を踏みにじったアイツの事が・・・』
ってな感じの場面をやってました。
んで観るとはなく観てたら、親父が一言

「コイツ、だいぶ怪しいぞ、多分コイツが犯人や」

イヤイヤイヤイヤ、今ゆーてたやん！！
大丈夫か、アンタ？

昔、親父はオイラが全然かなわないぐらい酒が強かったんですが、
歳ってのは怖いです。
だいぶキテました。

追伸
おもろかったんは、親父の一言にオカンが完全にノーリアクションでした。
いつものコトで、慣れてるみたいです。