2013年07月18日
努力
以前、ツールド宮古島60キロ サイクリングコースに参加しました。
これはサイクリングコースなので記録などはなく、
完走すれば完走証明書が貰えるといったもので
コース途中の3箇所のチェックポイントで、そこを通過する時にハンコを貰って
ゴールでそのカードを渡せば完走証明書が貰えるといったシステムでした。
んで12時にスタートしたんですが
3箇所目のチェックポイントが45キロぐらいの地点にありました。
オイラは3時45分ぐらいに到着したんですが、その時
『4時までにゴールしないと完走証明書がもらえない』
といった話を聞きました。
どういうこと?と思って聞いてみると
一昨年(去年は台風で中止)走った人がいて、その人によると
一応レースの時間は12時から4時までと決められているので、
一昨年は4時を過ぎてゴールしても完走証明書は貰えなかったとのコト。
んで残りの距離が15キロの時点で残り時間が15分ってコトは、こりゃ無理です。
てかプロでも無理やろうし、物理的に無理です。
『オイオイ、サイクリングコースやねんから固いコトいわんでもエエやんけ〜』
とも思いましたが、まあそういうルールやねやったらしゃ〜ないです。
別に完走証明書を誰かに見せびらかす訳でもないし、
どっちにしろ間に合わんねやったら
まあゆっくり休んでボチボチ行こか、てなモンです。
ですが、そこでその話をオイラと一緒に聞いた親子連れ
(子供は小学校高学年ぐらいね)
の参加者の親父さんが熱い熱い。
子供に
『よし、休憩は水だけ飲んですぐ出るぞ。
人間は最後の最後まで諦めたらアカン』
なんてコトを言って、明らかに辛そうな子供を急かして早々に出発していきました。
オイラは正直、
『君、大丈夫か?
算数できんのか?
最後の最後まで諦めたらアカンのかも知らんけど、今がその最後の最後やで。
どうしても4時に間に合いたいんやったらタクシー止めるしか方法はないよ?』
とも思いましたが、子育ての方針は色々ですし、多少は考えるモノもありました。
んで結果的に一昨年とはルールが変わったのか
4時半ぐらいにゴールしたオイラも完走証明書は貰えたんですが、
それよりも早くゴールしてるであろうその親子も当然完走証明書を貰ってるはずです。
ここからは想像ですが、その熱い親父は
『な、○○。
オマエが最後まで諦めずに頑張ったからこうやって完走証明書を貰えてんぞ。
人間、最後まで諦めたらアカンってコトがよく分かったやろ』
なんてコトを言ってるはずです。
その時にガキがどう思うか。
コレ結構ターニングポイントです。
小学校高学年というコトも踏まえても結構重要です。
ココでガキが
『ホンマや、お父ちゃんの言う通りや。
人間は最後まで頑張らなイカンねや』
と思うか
『イヤイヤ、チョット待って〜や。
4時には間に合ってへんやん。
完走証明書が貰えたんは嬉しいけど、
それは単にルールが変わっただけでオレの頑張りとは何の関係もないやん。
だって最後のチェックポイントでゆっくり休んで
オレらよりも後にゴールするオッサンかって完走証明書を貰うねんから、
結局、最後の頑張りは無駄じゃね?
てか、15分で15キロっていう前提がまず無理無理やん』
と思ってしまうか。
ココで人生は大きく変わります。
小さい頃から前者のように考えると、努力を惜しまん頑張り屋さんになってもおかしくないですが、
後者のように考えると、
中途半端に頭はエエかも分からんけどオイラの友達のT君のような自堕落な人間になっちゃうのね。
子育てって難しいね。
子供おらんけど。
これはサイクリングコースなので記録などはなく、
完走すれば完走証明書が貰えるといったもので
コース途中の3箇所のチェックポイントで、そこを通過する時にハンコを貰って
ゴールでそのカードを渡せば完走証明書が貰えるといったシステムでした。
んで12時にスタートしたんですが
3箇所目のチェックポイントが45キロぐらいの地点にありました。
オイラは3時45分ぐらいに到着したんですが、その時
『4時までにゴールしないと完走証明書がもらえない』
といった話を聞きました。
どういうこと?と思って聞いてみると
一昨年(去年は台風で中止)走った人がいて、その人によると
一応レースの時間は12時から4時までと決められているので、
一昨年は4時を過ぎてゴールしても完走証明書は貰えなかったとのコト。
んで残りの距離が15キロの時点で残り時間が15分ってコトは、こりゃ無理です。
てかプロでも無理やろうし、物理的に無理です。
『オイオイ、サイクリングコースやねんから固いコトいわんでもエエやんけ〜』
とも思いましたが、まあそういうルールやねやったらしゃ〜ないです。
別に完走証明書を誰かに見せびらかす訳でもないし、
どっちにしろ間に合わんねやったら
まあゆっくり休んでボチボチ行こか、てなモンです。
ですが、そこでその話をオイラと一緒に聞いた親子連れ
(子供は小学校高学年ぐらいね)
の参加者の親父さんが熱い熱い。
子供に
『よし、休憩は水だけ飲んですぐ出るぞ。
人間は最後の最後まで諦めたらアカン』
なんてコトを言って、明らかに辛そうな子供を急かして早々に出発していきました。
オイラは正直、
『君、大丈夫か?
算数できんのか?
最後の最後まで諦めたらアカンのかも知らんけど、今がその最後の最後やで。
どうしても4時に間に合いたいんやったらタクシー止めるしか方法はないよ?』
とも思いましたが、子育ての方針は色々ですし、多少は考えるモノもありました。
んで結果的に一昨年とはルールが変わったのか
4時半ぐらいにゴールしたオイラも完走証明書は貰えたんですが、
それよりも早くゴールしてるであろうその親子も当然完走証明書を貰ってるはずです。
ここからは想像ですが、その熱い親父は
『な、○○。
オマエが最後まで諦めずに頑張ったからこうやって完走証明書を貰えてんぞ。
人間、最後まで諦めたらアカンってコトがよく分かったやろ』
なんてコトを言ってるはずです。
その時にガキがどう思うか。
コレ結構ターニングポイントです。
小学校高学年というコトも踏まえても結構重要です。
ココでガキが
『ホンマや、お父ちゃんの言う通りや。
人間は最後まで頑張らなイカンねや』
と思うか
『イヤイヤ、チョット待って〜や。
4時には間に合ってへんやん。
完走証明書が貰えたんは嬉しいけど、
それは単にルールが変わっただけでオレの頑張りとは何の関係もないやん。
だって最後のチェックポイントでゆっくり休んで
オレらよりも後にゴールするオッサンかって完走証明書を貰うねんから、
結局、最後の頑張りは無駄じゃね?
てか、15分で15キロっていう前提がまず無理無理やん』
と思ってしまうか。
ココで人生は大きく変わります。
小さい頃から前者のように考えると、努力を惜しまん頑張り屋さんになってもおかしくないですが、
後者のように考えると、
中途半端に頭はエエかも分からんけどオイラの友達のT君のような自堕落な人間になっちゃうのね。
子育てって難しいね。
子供おらんけど。
Posted by タット at 17:40│Comments(0)