タットの徒然日記

オイラが前の会社に勤めてた時、定年まで後４、５年の上司に
『なあＯＯ、この前読んだ大前健一（やったと思います）
の本に書いてあってんけど、
人間は定年まで１０個ぐらい趣味を作っとかなアカンねんて。
何故かというと、定年したら暇になるし
その時点で趣味が数個あったとしても
年齢と共に衰えたら段々減ってくる。
んでその年齢から新しい趣味を始めるんはかなり難しい。
なので１０個ぐらい作っといて、
徐々に減ってもヒマを持てあまさんようにせなイカン。
オレは今、テニス、ゴルフ、ギターという趣味が３つあるけど
これ以上増やすとしたら何かあるかなぁ？』
と相談されました。
（まあ相談というより、雑談やね）
オイラも適当に
『読書は？釣りは？料理は？』
てなコトを応えてました。
んでそれはそれとして、話はウチの親父です。
ヤツは昔、趣味らしい趣味もありませんでした。
休みの日は酒ばっかり飲んでました。
なのでオイラはヤツが定年する前、
『コイツ、定年しても大丈夫やろか？
夜中遅くまで飲んで、そのままリビングで寝て
（コレは今もやってますが）
次の日、昼頃に起きて昼酒かっくらってまた夜中まで飲み続ける。
そんな生活を繰り返して、
２、３年もしたら晩年の岡本太郎みたいになりよるんちゃうやろか？』
と半ば本気で心配してました。
（知り合いの親父さんとかで、ホンマにそんな人おったしね）
んで実際定年してみたら全然そんなコトありません。
以前にも書きましたが、卓球を始めてみたり、
ピアノや謡いや絵手紙を習いに行ってみたり
友達とテニスをしてみたり
結構活動的に過ごしてます。
なので本人に、
『活動的やな〜。
オレはてっきり四六時中酔っ払って数年でグダグダなって死ぬかと思ってたで』
と言ってみました。
すると
『いや実は２、３ヶ月ぐらいそんなコトもやってみてん。
でもそれも逆に身体がキツイし飽きてくる。
なので最近は無理矢理でも予定を入れてるんよ』
と言ってました。
何にせよ、エエこっちゃエエこっちゃです。
大前健一（やったと思います、多分）、結構嘘つきです。
年とっても、趣味って見つかるらしいです。
オイラもあんまり多趣味な方でもないし、
（シュノーケリングと読書ぐらいやね）
多少自分のコトも心配してましたが元気づけられました。
やっぱ人間いくつになっても、めんどくさがらずに外に行かなイカンね。
というコトで再び三線の練習始めます、多分。