2017年03月21日

マジのビッグビジネス 54

先週土曜日から義弟夫婦が宮古島に遊びに来ておりました。
何度かココにも書いてますがコヤツら、超高学歴夫婦です。
二人とも東大で数学の博士号を取得して
義弟の方は某有名国立大学の助教で、
嫁さんの方は国立ナントカカントカ研究所でやっぱり数学の研究者をしとります。
んで那覇で学会があったのでそのついでに宮古島に遊びに来ておりました。
まあココまでスゴイと学歴とは言えません。
歴じゃなくて現在進行形で学ですわね。
んで色々話を聞かせてもらってたんですが、ああいうアカデミックな世界ってのも大変みたいです。
オイラは学歴も学もないんで知らなかったんですが、大学の教員ってのも大変です。
オイラは教授、准教授(昔の助教授)、助教(昔の助手)
ってのは国立大学なら全員、定年退官まで終身雇用の国家公務員だと思っていたんですが
(それ以外の公立大学なら地方公務員、私立大学ならソコの職員)
どうやらそうではないらしいです。
オイラが大学に通ってた20年ほど前は助教(助手)も職員だったと思うんですが
数学系がそうなのか今は全体の制度が変わったのか、
現在では助教は5年の期間採用(延長で最大7年とのこと)で
その間の実績を持って新たな就職先を捜すとのこと。
んでまた違う大学で助教をやって実績を積み上げて
んでまたその実績を持って、どこかの准教授になったらその時点で正規職員になるとのことです。
(ややこしいのは、准教授になったら大学運営とかの雑務も増えて
研究者としてはあまり嬉しくないみたいなコトもゆーとりました)
オイラが
『研究者ってのは基本自分の好きな研究をやってるし
タイムカードもないし、休もうと思ったら自分のペースで休めるしエエなぁ』
ってなコトを言ったら
『でもある意味、自営業者みたいなモンで、
自分の研究が進まなかったら、結局自分が困ることになるし、そのプレッシャーはキツイっすよ~』
てなコトをゆーとりました。
そりゃそーやわなぁ。
てかソコまで能力あったら、別に就職先なんかナンボでもあるやろうけど
自分がやりたい研究をやろうと思ったらシンドイってことでしょう。
ちなみに嫁さんの方は
『ちなみに私は1年契約のある意味、バリバリの非正規雇用労働者ですよ(笑)』
ってゆーてました。
なので
『ほな来年から何すんの?』と訊くと
『今度、ドコドコとドコドコの人工知能開発の共同プロジェクトが始まるんですけど
その関係者に知人がいるんで、それに参加させてもらえるように頼んでるんですよ~』
てなコトをゆーとりました。
スゲーハイソな非正規雇用労働者です。
『専業主婦にはならんの?』と訊くと
『考えてません』とのコト。
まあそうやわな。
そんなヤツに専業主婦になられたら、その子の能力がもったいないというよりも
日本としての損失やわ。
それやったら俺が専業主夫になった方がエエわなぁ。
というコトで続きます。



Posted by タット at 12:03│Comments(0)
 
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